キャンピングオフィスで実現する理想のオフィス〜なぜオフィスに自然を取り入れるべきなのか？

「社員同士がコミュニケーションする場」としてのオフィス

コロナの影響を受けて、多くのビジネスパーソンの働き方や働く環境は大きく変化しました。オフィスに出社しなくてもリモートワークで仕事ができるようになり、オフィスの存在意義や役割を見直す企業も増えてきました。オフィススペースを縮小したり、撤廃する企業もある中、「社員同士がコミュニケーションする場」としてオフィスの役割を再定義し、オフィス空間をガラリと変える企業も出てきています。その中で注目されているのが「キャンピングオフィス」。屋外で使用するキャンプギアをオフィス家具の代わりに使用するというもので、単にコストや使いやすさだけでなく、社員の働き方に大きなメリットがあるといいます。スノーピークビジネスソリューションズ（以下SPBS）が考える“自然×働く”について迫ります。

キャンプの持つ不思議な力で“自然と、仕事が、うまくいく”

SPBS代表の村瀬氏は、多くのシステム導入支援を行う中でわかったことがあるといいます。「企業の成長にとって重要なのは、IT 技術そのものよりも、人と人との関係性だ」ということ。そして「プロジェクトを成功させるためには、チームが協調して進んでいくことが重要だ」と考えた村瀬氏は、社員がいきいきと働けるよう、さまざまな施策を行ってきました。ある時、キャンプフィールドで仕事をしてみたところ、みんなが笑顔で活力にあふれているのを感じたそうです。（SPBSウェブサイトより抜粋）



「焚火を囲んで本音で話したら、仲間がとても大切に思えてきた」「気持ちの良い自然の中で、いいアイデアが浮かんできた」こんな体験が、誰しも一度はあるでしょう。自然の中で感じる水の音、鳥の声、木の香り、木漏れ日。五感が研ぎ澄まされ、コミュニケーションもよくなる。キャンプの持つ不思議な力をオフィスに取り入れれば“自然と、仕事が、うまくいく”。「キャンプの効用をたくさんのオフィスに広めたい」そんな思いで、SPBSでは緑と遊び心いっぱいのキャンピングオフィスを提案しています。



株式会社PHONE APPLI様のオフィスには、スノーピーク社のテントや、豊かなグリーン、自然の香りとともに、R-LIVEのハイレゾ自然音が導入されました。「毎朝のラッシュの疲れを、小川のせせらぎや鳥のさえずりが癒してくれる。とても清々しい気分になれます」と、社員の皆さんにも好評です。（R-LIVE導入事例より抜粋）



株式会社資生堂様の研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター」は、明るい日差しに緑が映える、開放感のある空間となりました。ハイレゾ自然音が五感を刺激し、新しいアイデアが生まれてきそうです。（R-LIVE導入事例より抜粋）

同じ方角を向いて進んでいく

「プロジェクトを成功させるためには、チームが協調し、同じ方角を向いて進んでいくことが重要です。そのために最も効果的でコストのかからない方法がキャンプ。そこにはビジネスに必要な要素がたくさん詰まっています」（SPBS社サイトより）と村瀬氏はいいます。 自然豊かなオフィスは、バイオフィリックデザインの視点からも生産性向上効果が実証されてきました。キャンピングオフィスは、オフィス改革の期待の一手として、今後も広がっていきそうです。