R-LIVE | Real Nature Sound Live
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COLUMN

コラム

集中力とリラックスを生み出すもの



私(株式会社R-LIVE代表 上田 博嗣)がリクルートで働いていた頃のことです。今のようなリモートワークはなかった時代なので、毎日オフィスに出社するスタイルが基本。でもなぜか、オフィスが仕事のはかどる場所だとは思えませんでした。というのも、新しいアイデアを思いついたり、集中して考えを深めたりすることができるのは必ず、オフィスの外。公園のような自然が多い場所を散歩したり、自転車に乗って川沿いを走ったり、ベンチに腰をかけて自然を眺めたり。他には、トイレにこもったりお風呂に入ったりしている時でした。

なぜそれがオフィスではできないのか?とは、常に不思議に思っていたことでしたが、音について研究を進める中で、その答えのひとつは『空気の振動』、すなわち自然界の原音なのだと知ることになります。都会には自然界に普通に存在する空気の振動がなく、人間を含む生物にとって違和感のある環境であり、自律神経のバランスが崩れやすい状態になっている。そのことを知った時、長年の疑問が晴れるとともに、非常に納得できたことを覚えています。



ちなみに、肩こりに不眠・不安など心身の不調がない人はいないのでは?!というほど、現代人は何かしらの問題を抱えているものですが、その大きな原因は自律神経の乱れと言われています。自律神経とは、活動を司る交感神経と休息を司る副交感神経の2つの神経によってできていますが、両方が高くニュートラルな状態こそが、自律神経が整った状態。

副交感神経に対して交感神経の活発化度合いが高くなると、仕事がはかどるようにも思えますが、これはあくまでも一時的なもので、長くこの緊張状態が続くと疲弊してしまいます。また、交換神経に対して副交感神経の活発化度合いが高くなりすぎると、ぼんやりした状態が続き集中して何かをすることは難しい。どちらかだけが高ければ良いというわけではないのです。



自律神経が乱れる原因のひとつに、ストレスによって交感神経が高まり過ぎることが挙げられますが、これは仕事のプレッシャーや人間関係の悩みといったものだけでなく、空気の振動をはじめとした音や明るさなど五感に対する刺激が単調なことが引き金になっていることも多いとされています。例えば、オフィス空間によくあるのは、白い壁に囲まれた白熱灯がぶら下がる、静まり返った雰囲気。これは、仕事に集中できるよう考えられた空間のようで、自律神経という観点からすると、ゆらぎの要素が少なく、むしろ自律神経の乱れを誘発しているのです。



無機質なオフィス空間のことを『潜水艦の中と同じストレス環境』と表現したのは、医学博士の石川善樹氏ですが、まさに言い得て妙。近年、バイオフィリックデザインを取り入れたオフィスが増えてきたのはまさに、自律神経の重要さに気づき、自然界のゆらぎを取り入れたいとする動きそのものだと言えるでしょう。

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